アメリカではコロナ給付金がこれまで(2021年4月時点)3回ありました。
3回目の給付は、大統領がBidenさんに変わってから実施されたもので、この3回目の給付は合計1.9兆ドルの支援の一つとして給付されたものでした。その1.9兆ドルの支援で、私のような駐在員にとってもう一つ有り難い支援策があります。
それが、子供一人あたり$3,600の税額控除です。この記事では、この税額控除の概要について紹介します。
子供一人あたり$3,600の税額控除とは
実は、アメリカではこのコロナ支援策とは関わらず、納税者はこども一人あたり$2,000の税額控除があります。
今回の支援は、2021年の納税に対する税額控除として、このこども一人あたり$2,000の税額控除が$3,600に引き上げられるものです。
年齢に応じて下の控除額となります。
- 5歳以下の場合・・・一人あたり$3,600
- 6歳以上17歳以下の場合・・・一人あたり$3,000
また、所得により受けられる税額控除の額が変わります。夫婦合算申告をしている場合、$150,000以上から減額となります。
税額控除による還付金の受領スケジュール
下記のように半分づつ分けて還付されることになっています。
2021年の納税に対する税額控除ではあるのですが、半分は2021年の7月から支給されることになります。
- 還付金の半分を2021年の7月から12月に分割して毎月還付
- もう半分は2021年分の納税に対する税額控除として2022年に還付
子供2人の例
私は米国駐在中に子供2人(3歳、2歳)が生まれていて、下のような還付となる予定です。
- 子供2人なので、$3,600*2=$7,200が2021年の税控除額となる。
- この内半分の$3,600が2021年の7月から12月に支給される。$3,600/6=$600が毎月支給されることになる。
- 2021年のこども税額控除は、2人で$3,200となる。
2021年7月追記
実際に還付金が振り込みが始まりました。子供2人分で$600が振り込まれていました。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。
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