American Life

メーカーで20代で海外駐在員になるための戦略的行動

メーカーで20代で海外駐在員になる戦略的行動

こんにちは、TECH-Oです。

私は日本の電機メーカーでエンジニアとして働いているのですが、27歳の時にアメリカに赴任になりました。

このとき入社して6年目になる年で、駐在員の中では最年少という状況でした。かなり早い状況での海外赴任だと思います。

もともと海外志向が強く、海外異動を希望はしていたのですが、日常の日本時代の業務の中でも海外赴任が早まるように、次のことを意識して行動していました。

  • その①:会社に英語が出来る人材と思われるように行動
  • その②:海外との打ち合わせで的確にしゃしゃる
  • その③:海外志向があることを人事権のある部長層以上へアピール
  • その④:海外で主力となる製品の開発に携わるようにする

決め手となるのは、悲しいことに運だったりするのですが、上の行動をしていると海外赴任に近づくのも事実だと思います。

それぞれ解説していきますので、境遇が似ていて海外赴任を早く実現したい方や、海外赴任が出来るメーカに就職したい学生の方は是非読んでみて下さい。

その①:会社に英語が出来る人材と思われるように行動

私の会社では、海外駐在は日本で10年程度経験を積んだ人材が選ばれるケースが多いです。

「英語」をキーワードにしていますが、実際は語学が堪能な人材よりも、赴任する先の拠点で業績を伸ばす期待値が高い人材が選ばれています。ただ、きっかけを作る意味で英語を学習することはとても重要だと考えています。

私の会社では、社員の英語能力を図るためにTOEICの点数を使っていて、人事システムの中でもTOEICの点数が社員の情報として登録されています。

同じ用に会社で英語の能力を図るスコアがある場合は、積極的にそのスコアを伸ばす努力をしていきましょう。英語のスコアが高ければ、海外と接点がある仕事を任せられる可能性が高まり、それがきっかけとなり海外駐在になりやすいです。

きっかけを作るためにもう一つ重要なことは、 いざ英語を使う場面になったときに、ひるまず英語を使うことです。海外拠点との会議などは自分を売り込む絶好のチャンスです。オンライン英会話などで、英語を話す自分に慣れておきましょう。

英語のスコアアップで会社にアピール。英語を使う場面ではひるまず英語を使う。英語で海外駐在のきっかけを作る。

その②: 海外との打ち合わせで的確にしゃしゃる

これ、かなり重要です。

私はアメリカのキーマンの方が名前を挙げてくれたことでアメリカ赴任が決まりました。

海外駐在員が決まる過程は、大きく2パターンあると思います。

1. 日本側で人事権を持っていて、日本側で決めて駐在する人材を決める
2. 海外拠点が必要な人材をリクエストして、日本と海外の拠点で話し合い人材を決める

1は部長以上のクラスである話で、20代で海外駐在する場合は、普通は2の方になると思います。つまり、海外拠点から必要な人材と思われることはとても重要になります!

海外拠点と打ち合わせがある場合は、そのメンバーに入っていなくても、可能なら打ち合わせに入って積極的に英語で発言しましょう。このとき、発言内容に自信が無くても、自信満々で発言することはとても重要です!

日本人の英語は発音が悪く、少し込み入っていることを説明する場合は、細かいディテールは伝えられていない場合が多いです(悲)。相手の疑問は完全にクリアには成らないかもしれませんが、こちらが自信満々でいることによって相手に安心感は与えることが出来ます。これは、海外の方とコミュニケーションを取る上でとても重要だと考えています。

「しゃしゃる」と書きましたが、私は自分を海外拠点のキーマンにアピールするために、無駄にホワイトボードを使って言いたいことを伝えました(笑)。私の名前を挙げてくれたアメリカの拠点のキーマンの方に聞くと、自信満々で英語で話していた点も私を選んだ理由の1つということでした。

海外拠点側から必要な人材と思われるようにアピールが必要!英語で話す時は自信を持とう。

その③:海外志向であることを人事権のある部長層以上へアピール

VISAの関係もあり、私の会社では3年から5年の駐在任期となる場合が多いです。

海外駐在の人事権がある部長層やそれ以上のポストの方々は、現在の海外駐在員の後任を誰にするかを日々頭の片隅においているはずです。

後任の海外駐在員を決める場合、次の3者で決めていくケースが多いと思います。

・海外拠点側のキーマン
・海外拠点の日本人駐在員
・日本側の部長層以上

その②で書いたように海外拠点のキーマンから必要な人材と思われるのに加え、海外拠点の日本人駐在員日本側の人事権がある部長層からも後任として名前が上げてもらえるようになると駐在員になる可能性がより高まります。

私は海外志向であることをアピールしていくために、次の2つをやっていました。

1つ目:業務の中で自分に海外適正があることをアピール

海外拠点へのメールの写しを国内の部長や、海外拠点の日本人駐在員に送るようにしていました。また、何かにつけて、海外拠点の日本人駐在員に自分を印象づけるように電話をかけていました(笑)

ここで重要になるのは、自分の考えをきちんと伝えることだと思います。海外駐在員の後任を決めるにあたって、人事権がある方々は海外適正があるかどうかを見ているはずです。

これは駐在してみて分かったことでもあるのですが、自分の考えを伝えることが、駐在員で最も必要な適正かもしれません。業務の中で考え自分から発信していく、自分の主張を論理的にきちんと伝えていく、これが駐在員に選ばれやすくする有効なアピールになると考えています。

2つ目:宴会の席で海外赴任志望をアピールする

2つ目は宴会の席で、海外に赴任したいことをアピールしておくことです。

人事権のある年配の方々は、宴会で話した内容なんて聞いていないかと思いきや、きちんと覚えていてその後フォローしてくれることも多いように思います(もちろん人によると思いますが・・・)

宴会の席だと人事の話でもフランクに話やすいと思いますし、自分を印象づける良いチャンスになります。私の会社で人事権のある方から聞いたことがあるのは、宴会の席で人事がまとまることも多いということです。宴会の席でも、時折海外駐在したいことをアピールしておきましょう。

・業務の中で部長層以上に海外で活躍出来ることをアピールしよう!海外拠点側の日本人駐在員にアピールすることも重要です!
・宴会の席でも海外志望であることをアピールしよう!

その④:海外でも生産される製品の業務に携わるようにする

メーカーだと「製品」を中心にして、開発、生産、品質、アフターサービスなどの業務が存在します。当然ですが、自分の業務で扱う製品が海外と関わりが少なければ、海外赴任のチャンスも少ないです

冒頭で結局は運が決め手だったりすると書いているのは、若いうちは仕事を選ぶことが出来ないからです。若い時に担当する業務が海外と繋がりが薄い場合は、残念ですが地道に実力をつけて、チャンスを待つしかないと思います。

そういう状況だったとしても、きちんと与えられている業務をこなしていくことが重要です。きちんと業務をこなしていけば、組織の中での評価が高まります。そうすると、海外と繋がりが強い業務に手を挙げたときに、その業務を担当させてもらえる可能性が高まります。

特に、海外でも生産されたり展開される大きな製品開発が行われる場合、絶対にそのプロジェクトに携わるようにした方が良いです!

そのプロジェクトに携わることで、製品が完成した後からでは得られない製品に対する深い知識が備わるはずです。そしてその製品が海外で展開されるときに、「製品知識を有する日本からの駐在が必要」となれば、声がかかる可能性が高まります。その時に、その①、その②、その③で書いているアピールが十分にできていれば、間違いなく駐在員の声がかかるのではないでしょうか。私はこのパターンで20代でアメリカに駐在することが出来ました。

海外と関わりが薄い業務の担当になっても地道にこなしてチャンスをまとう。そして海外に展開される製品開発には絶対に携わるようにしよう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

会社によって文化や歴史、現在の状況、何より人員構成も異なるので、一概にこうしたら駐在員に絶対なれますとは言えないのですが、私の経験としてアドバイス出来ることを紹介しました。

海外駐在することが全てではありませんが、海外駐在すると自分の価値観を大きく広げられるチャンスにはなると思います。参考にしてもらえると嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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