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IKEA BESTÅ 60x26cmの引き出し前部をDIYで扉に替える方法【必要な道具・スライド丁番の紹介】

IKEAのBESTÅシリーズは、シンプルでモダンなデザインが特徴の収納家具です。フレームに対し収納スペースを区切ることもできるのですが、60x26cmのサイズのものは引き出し式にしかできません。扉式にカスタマイズしたい方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ボアビット、電動工具、スライド丁番を使って、引き出しを扉に変えるDIY方法をご紹介します。私は不器用でDIY初心者なのですが、私でも何とかとりつけることが出来ました。

60x26cm引き出し前部の扉へのカスタマイズ

IKEA BESTÅの60x26cmの引き出し前部は、引き出しとしてしか使うことが出来ません。

イケアのベストーの60x26cm前部は引き出しにしかできない

実際、60x26の裏側を見ると、スライド丁番をつける加工穴がありません!

60x26にはスライド丁番をつける加工穴がない

この60x26cmの前部にスライド丁番をつける穴加工をして扉として開閉できるようにしたい!

ベストー60x26cm前部を開閉式扉にしたい

これをDIYでやっていきます。

必要な道具とスライド丁番

まずは必要な材料と道具を揃えましょう。

ボアビット(35mm):スライド丁番用の穴を開けるために必要です。軸径が6.35mmでドリルへの取り付けも問題ないサイズです。

電動ドリル:穴開けやネジ締めに使用します。ハイコーキのFDS18DAは、36mmまでの木工用穴開けに対応していますので、スライド丁番を付けるための35mmの穴あけ加工も可能です。上で紹介したボアビットも取り付けることが出来ます。

スライド丁番:扉を取り付けるために必要なヒンジです。和気産業さんのスライド丁番です。DIY界では結構使われているようです。

扉側の板にボアビットでヒンジ穴を開けてスライド丁番を取り付ける

次に、扉にスライド丁番を取り付けるための穴(カップ穴)を開ける手順を紹介します。

1.ヒンジの位置を決める:扉の内側に、ヒンジを取り付ける位置を鉛筆でマークします。私は1つの扉あたり2つのスライド丁番をつけています。高さは現物に合わせて測ったほうがよいです。

    ベストー扉のスライド丁番用穴カップをあけてスライド丁番を取り付けている状態

    2. ボアビットで穴を開ける:35mmのボアビットを電動ドリルに取り付け、マークした位置に穴を開けます。穴を開けすぎて貫通させなように注意です!ある程度深くなったら、スライド丁番をはめてみて確認しながら作業されてください!

    3. スライド丁番をセットする:開けた穴にスライド丁番をセットし、ネジでしっかりと固定します。

    言葉だけだと分かりづらいですし、特に35mmの穴開けは失敗が出来ませんので、初めて作業される方は、一度スライド丁番の取り付けについて詳しく紹介されている動画をご覧になったほうがよいと思います。

    Far East Wood 様Youtubeチャンネルより

    フレーム側に扉を取り付ける

    扉側のカップ穴を開けてヒンジの取り付けが完了したら、次にフレームへの取り付けを行います。

    4. フレームにヒンジ受けを取り付ける:BESTÅフレームの内側にヒンジ受け金具を取り付けます。

    5. 扉を取り付ける:ヒンジをヒンジ受けに差し込み、扉をフレームに取り付けます。扉が水平になるように調整してください。

    6. 調整:最後に、扉の位置や開閉のスムーズさを確認し、必要に応じてスライド丁番の調整ネジを使って微調整します。

    まとめ

    IKEA BESTÅの60x26cm引き出し前部を扉に変えるDIYの紹介でした。スライド丁番の取り付け、最初は難しく感じるかもしれませんね。

    私もカップ穴位置が悪かったようで、スライド丁番の調整で何とか取り付いたような感じです…(汗)
    ただ、35mmの穴あけができるドリルと電動ドリルがあれば、何かに扉を付けるというDIYができるようになります。我が家のベストーの見た目も良くなりましたし、工具も導入してDIYやってよかったなと思っています。

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