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アメリカ駐在員、日本一時帰国のためPCR検査を受ける。どこで受けたか?検査証明書の記載内容は?

アメリカで一時帰国用にPCR検査証明書を取得する

2021年の3月19日以降、海外から日本へ入国する全員に対し、出国前72時間以内の新型コロナウイルス感染症の検査証明書の提出が必要になりました。

私はI-94の更新が必要だったこともあり、アメリカでPCRの陰性証明書を取得し、2021年の3月に日本に一時帰国しました。

アメリカ在住中で日本帰国のために、この検査証明をどのように準備するか調べられている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、私がアメリカで受けたPCR検査とその検査証明書について紹介したいと思います。

この記事は2021年3月時点での情報です。最新の日本入国に必要な検査証明の情報については、厚生労働省のページで確認されて下さい。

2021年の12月にも日本に一時帰国しています。この時はオミクロン株の流行により強制隔離対象となりました。
その際の帰国体験談を下の記事にまとめています。良かったら合わせて読んでみて下さい。

>> 米国から帰国、家族4人での6日間の強制隔離生活【帰国までに準備したこと】

日本入国に必要となるPCR検査証明書

まず、日本入国にあたりコロナの陰性証明ならなんでも認められるわけではありません。
厚生労働省・検疫所が指定する情報が含まれている必要があり、また検査方法、検体採取方法の指定があります。

詳細はこちらで確認ください。
厚生労働省 検査証明書の提示について

私はPassport Healthという所でPCR検査を受け、ここで取得した陰性証明書で無事日本に入国出来ました。

Passport HealthでのPCR検査

Passport Healthというクリニックは、アメリカから海外への渡航者向けに、予防接種やトラベル用の薬の販売などを行っています。

アメリカから海外への渡航者に対して医療サービスを行う機関なので、このコロナの時期にあっては渡航者向けにPCR検査を行っています。

Passport HealthのCOIVD-19検査を紹介しているリンクはこちらです。
Passport Health COVID-19 Testing

下の州にあるPassport HealthのクリニックでPCR検査受信可能です。

PCR検査対応しているPassport Healthのクリニックがある州

ArkansasArizonaCaliforniaColoradoConnecticutDelawareFloridaGeorgiaIowaIllinoisIndianaKansasKentuckyLouisianaMassachusettsMarylandMichiganMinnesotaNorth CarolinaNew JerseyNew MexicoNevadaNew YorkOhioOklahomaPennsylvaniaSouth CarolinaTennesseeTexasUtahVirginiaWashingtonWashington D.C.

乳幼児、幼児の検査について

病院によっては、小さなこどものPCR検査は断られるかもしれません。
Passport Healthにたどり着くまで、いくつかの病院にコンタクトを取ったのですが、コロナ陽性の疑いがある方に対するPCR検査を行っている所が多く、小さな子どものPCR検査は実施していない病院もありました。

Passport Healthでは、3歳と1歳半の子供でもPCR検査を受けることが出来ました。

検査料金

$80でした。

Passport Healthで受けたPCR検査の流れ

PCR検査の予約日にオフィスに出向くと、受付で必要書類の記載を行いました。また、このとき検査料金の支払いを行いました。

その後、PCR検査のための検体を鼻から採取しました。看護師の方が綿棒を鼻に入れるのではなく、「綿棒のここまでを目安に自分で鼻に入れてください、何秒止めてください」と指示され、自分で行うことが出来ました。検体を看護師の方に渡し、これで完了です。「1日から1日半位で書類に記載したメールアドレスにレポートが届く」ということでした。

受付から完了するまで10分くらいでした。

PCR検査結果(陰性証明書)の受領までの時間と内容

検査結果は約30時間後にメールで受信しました。

Passport Healthでは、飛行機の出発時刻の前日に受けて、その日に結果を受け取ることは難しいと思います。私は、飛行機の出発時刻の71時間30分前にPCR検査を受けました。
※厚生労働省は検体採取から搭乗予定航空便の出発時刻までの時間を72時間以内としています

PCR検査結果の内容

厚生労働省のページでPCR検査証明書に記載されるべき内容に指定があります。

PCR検査の方法(RT-PCR法でした)、検体採取時間、検査医の氏名、検査機関の名称、住所などは指定せずとも証明書に記載されると思いますが、Passport番号、国籍などは申し入れしないと記載されないと思います。ただ、厚生労働省のページには記載がありませんが、米国にある日本の領事館からのメールでは、日本政府が求めるPCR検査証明書の内容に不足がある場合、自分で追記してOKとのこと。私の場合、パスポート番号は申し入れしていたので記載されたのですが、性別と国籍は自分でPCR検査証明書に追記しました。

注意点

Passport Health自体でPCRの検査を実施するわけではありません。Passport Healthでは検体を採取しますが、PCR検査および検査証明書の発行は別の医療機関が行い、Passport Health経由で証明書を受け取る形となります。

Passport Healthは全米中に展開していますが、各Passport HealthのクリニックがPCR検査を委託する医療機関は別になると思います。私の場合は30時間ほどで検査証明書が発行されましたが、検査する医療機関が異なるのであれば、検査証明書が発行されるまでの時間が異なると思います。受信されるPassport Healthのクリニックへ検査証明書の受領がいつになるかを確認されたほうが良いです。

検査証明書の内容については、検査証明書に厚生労働省が指定する内容が含まれていない場合は、それを自分で手書きしてOKとのこと。しかし、自分で書くことが出来ない不足情報がある場合(ドクターの氏名など)は、Passport Healthに確認が必要になると思います。搭乗予定時刻の72時間前までというしばりがありますが、その中でできるだけ早めに受けられた方が良いです。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。

コロナ禍で帰国体験記です。こちらも良かったら読んでみてください。
>>米国から帰国、家族4人での6日間の強制隔離生活 1【帰国までに準備したこと】

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