2021年12月末に米国から日本に家族4人(私、妻、長女 3才, 長男 2才)で帰国しました。
その際、コロナ オミクロン株による水際対策で6日間の強制隔離を経験しました。
この記事では、今後海外から日本に一時帰国や本帰国される方に向けて、
1.帰国する便に乗るまでの準備
2.帰国してから強制隔離に至るまで(帰国当日の流れ)
3.強制隔離中の生活
について、私達の経験を詳しく紹介したいと思います。
長い記事になっていますので、3つの記事に渡って紹介していきます。
この記事では、「1.帰国する便に搭乗するまでの準備」について紹介しています。
Contents
はじめに【水際対策について】
コロナの水際対策は日に日に状況が変化しています。
この記事で紹介するのは、2021年12月末時点での情報です。
最新の水際対策の情報は、外務省のページからご確認下さい。
では、私達が経験した家族での米国からの帰国、隔離の流れについて紹介していきます。
米国から帰国する便に乗るまでの準備【帰国前に必要な準備】
次の手配をしました。
① 家族で過ごせる2週間自主隔離用の宿泊施設
② 航空チケット
③ 出国前のPCR検査
④ 帰国後の空港から隔離先へのハイヤー予約
⑤ 帰国時の通信手段【到着当日から使える楽天モバイルおすすめ】
気をつけたことなど、詳細紹介していきます。
① 家族で過ごせる2週間自主隔離用の宿泊施設
最初に2週間隔離先を確保しました。
実際はこの記事で紹介するように、予約後に6日間の強制隔離対象が決まり、入居日を変更しました。
注意ポイント
そのため強制隔離後、残りの期間を自主隔離する宿泊先の予約が必要になります。
家族で2週間過ごす場合の自主隔離先としては、
・広い間取り
・キッチン、洗濯機付き
・極力安い費用
などが条件になると思います。
コロナが始まってから、東京都内の物件が隔離先施設として利用出来るようになっています。
逆に成田空港の周辺には家族向けの隔離施設は少ないようでした。
条件に当てはまる物件の見積もり回答があった会社とホームページのリンクを載せておきます。
ファミリーで過ごせる自主隔離先
・IKIDANE https://ikidane.jp/
荒川区で50平米物件、1泊1万円位
・YOUKOSO https://youkoso.sumamin.com/
東京23区で50平米物件、1泊1万円~1万5,000円位
尚、2週間の自主隔離の日数の数え方ですが、帰国日の翌日から14日間です。
例えば1日に帰国した場合、翌日の2日から14日間が自主隔離期間となります。
自主隔離が完了し自由に移動できるようになるのは16日からとなります。
強制隔離が3日間ある場合は、1日、2日、3日は強制隔離先での泊まり。
翌日4日にPCR検査を受けて陰性であれば、残りの期間自主隔離となります。
自主隔離が完了して自由に移動出来るのは、同じく16日からとなります。
② 航空チケット
自主隔離先の予約が出来たら、それに合わせて航空チケットを取りました。
実際はフライトの空き状況と隔離先の空き状況両方を見ながらスケジュールを決めました。
小さな子ども2人を連れての長時間フライトになるので、予約時点で空いている便にしました。
③ 出国前のPCR検査
日本帰国する便に搭乗するためには、出国するフライトの72時間以内にPCR検査を受けて陰性である必要があります。また、PCR検査の手法、結果を記録するフォーマットに指定があるので注意が必要です。
日本帰国のために必要なPCR検査方法、必要な証明書内容については必ず最新の情報を確認して準備されて下さい。
厚生労働省のページ
④ 帰国後の空港から隔離先へのハイヤー予約
帰国後14日間は公共交通機関を利用することが出来ません。
空港から自主隔離の滞在先までの移動はハイヤーで行いました。
様々な会社が帰国者向けにハイヤーでの送迎サービスを行っています。
私達が利用したのは、「VIPハイヤー配車」です。
・予約時間から2時間までは無料で待ってもらえること
・LINEで簡単予約
・料金が安い
・PCR陽性時はキャンセル無料
となっており、おすすめです。
VIPハイヤー配車はこちらから。
VIPハイヤー配車では、予約時間から2時間まで無料待機するサービスはかなり有り難いです。料金も私が見積もりをとった中では一番安く、LINEでの予約のやり取りもスムーズでした。
⑤ 帰国時の通信手段の確保【楽天モバイルのeSIMがオススメ 帰国当日から使える】
日本に帰国する前に、日本での通信手段の確保をしておいた方が良いです。
隔離中に所在地確認やビデオ通話(録画)、健康報告を行う必要があります。
また、日本帰国にあたり誓約書の中にこんな文言もあり、通信手段を事前に準備しておいた方が良いと思います。
入国時、オ及びカにおいて厚生労働省が指定するアプリを保有するスマートフォンにインスト
ールできない場合又はスマートフォンを保有していない場合は、自らの費用負担により、厚生
労働省が指定するアプリをインストール可能なスマートフォンを空港検疫エリア内でレンタル
し、当該スマートフォンを携行すること。厚生労働省のページより引用
eSIM だと海外からでも通信の契約、開通まで可能です。
帰国までに契約しておけば、帰国当日からすぐに使用出来るようになります。
沢山の通信キャリアがありますが、楽天モバイル をeSiMで契約しておくことをお勧めします。
eSIMに対応している端末
eSIMは最近の端末なら対応していると思います。
また、少し古い機種でも対応しています。
IphoneだとXR,XSからはeSIMに対応しているようです。
米国アマゾンだと再生品は入手可能です。
妻は再生品を使っていますが、特に問題なく使えています。
Android端末だとPixelがオススメです。Pixcel4からeSIM対応しています。
再生品だと更にお求めやすい価格です。
以上が帰国するフライトに乗るまでに準備したことです。
次の記事では「帰国してから強制隔離に至るまで(帰国当日の流れ)」について紹介しています。
>>米国から帰国、家族4人での6日間の強制隔離生活【コロナ禍での日本帰国、当日の流れ】
次の記事では「強制隔離中の生活」について紹介しています。
>>米国から帰国、家族4人での6日間の強制隔離生活【強制隔離先は?必要なものは?食事は?子供との過ごし方は?】