2021年12月末に米国から日本に家族4人(私、妻、長女 3才, 長男 2才)で帰国しました。
その際、コロナ オミクロン株による水際対策で6日間の強制隔離を経験しました。
同じ境遇の方々の参考になればと思い、私達のコロナ禍で帰国体験を記事にしています。
長いコンテンツとなったので、3記事に渡って紹介しています。
2つめのこの記事では、「2. 帰国当日の流れ」について取り上げます。
1.帰国する便に乗るまでの準備(別記事で紹介)
2.帰国してから強制隔離に至るまで(帰国当日の流れ)
3.強制隔離中の生活
「1.帰国する便に乗るまでの準備」については下の記事で紹介しています。
良かったら合わせて読んでみて下さい。
>>米国から帰国、家族4人での6日間の強制隔離生活【帰国までに準備したこと】
Contents
はじめに【帰国当日の流れ】
帰国当日の流れは下のようになります。
① 空港へ移動
② 搭乗手続き
③ 日本到着から入国するまでの流れ
④ 強制隔離先への移動
⑤ 強制隔離生活スタート
では、詳細紹介していきます。
① 空港への移動【4時間前に空港到着】
日本政府の水際対策で、航空会社は搭乗者のPCR検査の陰性確認が必要です。
この確認作業により通常よりもチェックインに時間がかかっているようです。
便の出発時刻の 4時間前 に空港に到着するようにタクシーを手配しました。
家族4人長期で日本に滞在するので大型のタクシーを予約(American Taxi)。
Uberであれば、Uber XLになると思います。
荷物の量です。
・スーツケース大 x 4
・ダンボール箱 x 2
・ストローラー 中 x 1
・ストローラー 小 x 1
・ボストンバッグ x 2
※子供(3才,2才)は膝の上
② 搭乗手続き【PCR陰性証明書のチェック】
空港に到着したのは6時30分くらいで、チェックインカウンターはまだ開いていませんでした。
私達の他にも10名程度カウンターが開くのを待っていました。
カウンターが空いたのはフライトの3時間前。 重要 陰性証明書には、日本政府指定の内容が含まれている必要があります。
通常のチェックインに加えて、PCRの陰性証明書のチェックがありました。
日本政府指定のフォーマットだったので、確認はスムーズで無事チェックイン出来ました。
必ず外務省の最新情報をチェックして、要求の記入がされているか確認されて下さい。
外務省のページはこちらです。
ストローラーはチェックインで預けない方が良い
ストローラーは、チェックイン時に預けずに、搭乗口で預かってもらう方が良いです。
(チェックイン時には、預けタグだけを貼ってもらうことになると思います)
搭乗口で預けたストローラーは、日本に到着して機内から出てすぐに受け取ることが出来ます。
コロナ用の入国手続きで通常よりも待ち時間が長いです。
子供を乗せておいたり、荷物を置けるストローラーがあると大変助かります。
チェックイン時にストローラーを預けると、受け取れるのはスーツケースなどと同じく入国した後になってしまいます。ストローラーは搭乗口で預かってもらう方が良いと思います。
米国で買えるコンパクトなストローラー
米国でも買えるコンパクトなストローラーです。
40lbs(18kg)まで対応しています。
③ 日本到着から入国するまでの流れ
日本に到着してからは、下のような流れで入国しました。
2. 宣誓書とPCR陰性証明書の確認
3. PCR検査 検体採取
4. 健康状態確認、アプリインストール、スマホの設定確認
5. PCR検査結果待ち
6. 入国
7. 隔離先へ向かうバスを待つ
詳細の流れを紹介していきます。
(時間は感覚的なもので正確ではないかもしれません)
1. 呼ばれるまで飛行機内で待機【30分くらい】
到着してから通常よりも長く待つことになりました。
トランジットの方々が最初に降りて、その後日本に入国する方の案内が始まります。
2. 誓約書とPCR陰性証明書の確認【10分くらい】
飛行機を降りてストローラーを受け取り進むと、宣誓書とPCR陰性証明書の確認がありました。
宣誓書は、フライト中の飛行機内でも配られていましたが、厚生労働省のページからダウンロード出来ます。
子供の分であっても一人一枚必要です。
事前に準備していたので、チェックされるだけでそこまで時間はかかりませんでした。
3. PCR検査 検体採取【20分くらい】
次に入国時のPCR検査用の検体採取です。
子供が唾液を出せずに、子供は鼻からの検体採取となりました。
空いていたのでそれほど時間はかかりませんでした。
4. 健康状態確認、アプリインストール、スマホの設定確認【30分くらい】
次に、
・健康状態の確認(Questionnarie app)
・MySOS
・隔離中の連絡先
・スマホの設定(アプリに記録が残るかなど)
などを確認されます。
5. PCR検査結果待ち【60分くらい】
PCRの検査結果が出るまで待ちます。私達のような家族グループと単身者では呼ばれるタイミングが別れていて、強制隔離先の受け入れホテルの最終決定もしているようでした。
呼ばれると入国手続きに。この時強制隔離先の滞在ホテルも伝えられました。
潮見のAPAホテルで、バスで移動することになりました。
6. 入国【30分くらい】、税関後にJALカウンターで別送品申告書の提出は可能
入国審査のエリアへ移動、入国手続き、税関で合計30分くらいだったと思います。
ここは通常とそんなに変わらなかったです。
尚、別送品があったのですが、強制隔離対象であってもJALカウンターで別送品申告書の提出が可能でした。
7. 強制隔離先への移動バスを待つ【60分くらい】
この時点で強制隔離先のホテルは決まっています。
成田空港からそこへ移動するためのバスを待ちました。
私達の場合は、江東区の潮見のAPAホテルでした。
到着してから隔離先へ移動するバスに乗るまでにかかった時間
トータル4時間くらいでした。
フライトは空いていて、一緒に入国した人は30人は居なかったと思います。
バスの待ちはありましたが、スムーズに入国まで流れたケースではないかと思います。
④ 強制隔離先への移動
成田空港から潮見(江東区)まで1時間くらいでした。
空港に到着したのが午後3時ごろで、ホテルに到着したのが午後8時ごろでした。
⑤ 強制隔離生活スタート【6日間】
バスから降りると、隔離中の生活について説明を受け、体温計を受け取ります。
また、パスポート番号やメールアドレスなどの記載もこの時必要でした。
広い部屋は空いておらず、ツインルーム(15平米)に4人にするか、2部屋に分かれるかを選べました。
部屋は狭く使うことになりますが、私達は家族4人でツインルームにしました。
その分、私達に当てられていたもう一部屋に荷物を置くことが出来ました。
部屋に到着後、隔離中に使用する荷物(オムツや洗面用具、食料品など)を残して、残りの荷物(ストローラーや使わない衣類)はその部屋へ移動させました。
以上が、帰国当日の流れです。
次の記事では強制隔離中の生活について紹介します。